初めはだた見るだけだった太陽光発電でしたが、いつの間にか設置するという前提のもとでだんな様と話をするようになってしまった。 だんな様の交渉作戦が成功したこともあって、だんな様はもう設置を決めたようです。 これも、きっと、あの担当者さんの人柄のせいでもあると思います。 こうやって見てみると、車のローンを組まずにおいて良かった、と思ってしまいますね。 太陽光発電のローンだけで考えると、月々の返済は2万1千円ちょっとになる。そのうち売電価格の予想が1万6千円か7千円。差し引きすると5千円程度の負担で済むということになる。ローンを返し終わったあとは、売電価格がすべて儲けとなるのだ。 そうやって考えると、価値のあるもののように思いますよね。 そして、わたしが考えるもうひとつのこと。 太陽光発電を設置すると、家の中でモニタで発電した電力や、使用している電力を見ることができる。しかも、どの部屋が一番多く電力を使っているか?とか、どの機器にどれくらい必要かがわかるというのだから、自分自身が節電への意識も高まるような気がしたから。 値引きにも応じてくれ、クビレディをプレゼントしてくれる約束もしてくれた担当者さんを考えると、本当にあの人から太陽光発電システムを買いたい、と思ったわたしたち。 ローンのこともあるし、自分では決められないわたしは、だんな様へその結論を託したのです。 だんな様に託した、のですが、設置したいと考えているだんな様には、設置の許可がでた、と思ったのでしょう。翌日さっそく、担当者さんに電話をし、契約についての話しをすすめたのです。 そして、この日。きちんと印紙の貼られた注文請書を持って担当者さんがやってきました。いよいよ本契約です。その前に、だんな様はローンの申請のための書類にサインしに、電気屋さんに行ってたみたいですが、仕事だったわたしは、だんな様にまかせっきりだったのですが。契約できるっていうことは、ローンも問題なかったのでしょう。 これで、無事に設置できる、というものでもないのです。 まだ11月だというのに、契約書の工事予定期間は、来年の1月20日になっている。こんなに製作に時間がかかるのか、と思いきや、注文を請け負ってから国に申請し、書類確認が終わってからようやく補助金が下りるようになるのだとか。それが確定しないと、工事にもかかれないらしいのです。 それと、担当者さんからのお知らせ。 なんと、今年度で太陽光発電における国からの補助金もなくなってしまうという通達があったそうです。それに加えて4月からの消費税増税も決まり、担当者さんもますます忙しくなったと言っていました。 あまり工事が立て込むと、申請にも時間がかかるだろうから、ヘタすると工事が間に合わないところもあるかもしれない、というので、早目に決断して良かったと、心底感じたわたしたちでした。