この担当者さん、かなり話し上手です。 説明を聞いているだけで製品の良さが伝わってきたし、実際に電気代のリアルな明細書を見せられると、嘘ではないことがわかります。そしてなにより、製品自体の良さもそうなのですが、この担当者さんがどれほど太陽光発電を愛しているか、みたいなものも伝わってくるようで・・・。 だんな様が太陽光発電の設置に前向きになっていたのも納得です。 さて、ここからが交渉開始。 もともと見積書を出してもらう前に、だんな様から担当者さんに、長い話しをしたくないので、最初から出来る限りの価格を正直に出してほしい、と伝えて出してもらっている金額。わたしには、これ以上引いてほしい、とは伝えにくいところなのですが・・・。 だんな様から教えられた端数切りを実践してみました。 まずは、少しだけでも・・・とお願いしてみると、かなり悩みながらも10万円減額してくれた。ありがとうございます!と喜びながらも、持ちだしたのは補助金のこと。パナソニックでの発電量から換算すると、補助金は117、600円。それを総金額から差し引くと、どうしても端数がでてしまう。それを、計算しやすいように、と、切りの良い数字になるように交渉。かなり渋りながらも、これが本当にぎりぎりの金額です、と、3万ちょっと引いてくれた。わたし自身は、もう十分だろう、と思っていたのですが、ここでだんな様からのさらなるアドバイスでお願いごと。 以前から気になっていたダイエットのためのアイテム。その名もクビレディ。椅子の変わりに座るには不安定すぎるほど下が球型になっているから、それに座って腰をくねくねすると、骨盤が立ってウエストにくびれができる、というようなアイテム。 もし、契約を決断したらそのクビレディをプレゼントしてほしい、というお願い。 きっと断られるだろうな、と思いつつ、思わず上目遣いで担当者さんを見てしまった。 優しく微笑んでいる担当者さんは、金額を引くことはできませんが、それなら大丈夫です、と言い切ってくれた。そして、ご主人様にもよろしくお伝えください、と。 きっと、わたしたち二人のことを見透かしているのだろう。 わたしはだんな様の言っていた作戦を実践できた、と、ほっとした気持ちになった。